介護の仕事は大変?種類によって違う仕事内容
はじめに
皆さんは介護の仕事と聞いてどのようなイメージを持っていますか?よく「きつい・汚い・給料が安い」の3Kだと言われることがあります。福祉分野に10年就いている僕が正直に言わせていただくと3Kという表現は間違ってはいません。
但し表面上は3Kでも、それ以上に介護の仕事は奥が深く、極めがいのある仕事であります。そこで介護の仕事について取り上げて、「メリット」「デメリット」や「向き」「不向き」など様々な角度からご紹介させていただきます。
もくじ
1.介護の仕事内容
2.どこで働けばいい?
・様々な施設のタイプ
・施設ごとの介護職員の仕事
3.まとめ
1.介護の仕事内容
皆さまのイメージ通り、介護の仕事は高齢者のお世話ですり基本はその高齢者の出来ないことをさせていただくのが介護職員になります。勤務地によっては介護スタッフやケアワーカーとも呼びます。
他には行事の企画・運営や家族との相談など身体を使う重労働以外にも頭を使いながらデスクワークなんて事もありますので、一概に排泄や食事の介護だけではないのが現状です。
2.どこで働けばいい?
もしこれから介護の仕事に就職を考えている方、又は数ある施設の中からどこで働けばいい?と悩んでいる方がいれば下記を参考にしてみて下さい。福祉分野に10年努めている僕なりの正直な人間味溢れるコメントも添えてご紹介致します。
○通所型
デイサービスがこれに該当します。利用者が施設に通って入浴やリハビリテーションを受けるもの。平日がメインなため変則勤務がなく土日は必ず休みです。
○訪問型
自治体にいるヘルパーさんが該当します。利用者の自宅へ訪問し、掃除や洗濯などの家事を支援するもの。サービス提供時間がけっこうシビアに決まっているのと、1日の訪問件数もなかなかハードなので作業効率が大切です。また料理スキルがけっこう求められるかも。
○入所型
利用者が施設に入所して介護サービスを受けるもの。入所型には豊富な施設種類があるため、有名なところを2つピックアップしてご紹介致します。
1.軽費老人ホーム(ケアハウス)
高齢者レベル:超元気
職員業務内容:見守り
※下宿みたいな施設です。
※高齢者同士のトラブル仲裁がけっこうあります。
※とにかく元気なので介護はほぼありません。
2-2.特別養護老人ホーム(略して特養)
高齢者レベル:認知症あり、寝たきり
職員業務内容:介護必須
※排泄・食事・入浴など日常生活動作に介護が必要。
※変則勤務あり、夜勤勤務が月に数回は入ります。
他にもたくさんの種類の施設がありますが、自分の労働に対する価値観に合わせた環境を選び、とりあえず働いてみるのが一番良いと思います。
3.まとめ
介護の仕事は大変な仕事であるのは間違いありません。
但し、介護の仕事にも上記で紹介したように介護を必要としない施設も存在します。
今、介護の人材不足で資格を必要としない条件で募集している施設は山ほどあります。
誰でも働けるようになり、そこに選べる特権があるならば、やりがいを優先して介護のある施設に行くもよし、楽な環境を優先して介護のない施設に行くもよしです。
福祉は心だ!